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Update :
2007/04/22 02:52:35

2007/04/22 (sun)

庭師の谷にて
今日は、午前中は光が散乱する緑の谷で、
昨日私が夢の中で、小さなスピリットに、
馬鹿話10本勝負をしていたという話を聞きながら
ダマスカスローズの撮影をし、
日本からの女子チームをマラケシュへお見送り。
夢の中のスピリットはどうも少女だったらしい。
私の希望では、グローブトロッターの
カバンの中に隠れていたギズモタイプを希望だったが、
人の夢の中まではままならない。

などと、考えていると、急にヒョウが降ってくる。
降りしきる事15分。その後は暗い雨なので、仕事は諸々休み。
そこで、身の回りをクリーンナップする日となる。

2007/04/04 (wed)

ベアトリーチェのミニスカート
女性性のシンボルについて、色々読み散らかしている。
もとは、薔薇水のため。
錬金術と花のシンボルからの流れ。

そのせいか、バナー広告のに目がひっかかった。
「神曲宴会ポリフォニカ」。。
よく見たら、「神曲奏界ポリフォニカ」だった。
素直に内容を見たところ、ファイターな美少女のゲームな模様。。
諸々はどうであれ、武器を携えた少女は、
アルテミスやアテナに繋がるシンボル。
まあ、はずれでもなく、あなどってもならない。

宴会は、日本の花見に対するジェラシーと、
神曲は、私には、神と悪魔と天使、天国と地獄、生と死と、あらゆる
もののゴージャスな乱痴気騒ぎにしか思えないからだ。
いつか、神を傍らに感じるような、万事が輝き、横溢、燦爛するような
宴会をしてみたいもの。
ある学者が、人生を終える死の瞬間こそ最高のハレだとインタビューに
応えているのを見た事がある。
剛毅な老女だった。これは、荒野に立ち向かう少女か、魔女か賢者か。
豊穣の女、プロセルピナか、大樹に変身した老夫婦の片割れ、バウキスか。
枯れて軽やかになりながら、これだけ豊かに力強くあり得ることを、
見たのを思い出した。

2007/03/31 (sat)

物質と言葉
知人が亡くなったので、葬儀にうかがう事をお願いした。
「お前なんかと、慰めあう人間なんかいるわけないだろう。」
というのが答えだった。
その人は、そんな荒々しい言葉を発した口で、仏前で読経したという。

火という純粋な存在によって、シンプルな物質に帰った、
無垢に整えられた骨には、その声の振動が染みていったのかと思うと、
浄化が、また無に帰した気がして悲しかった。

また、
「弔いとは生者のためのものだ。あんたは不要だ。」
とも言われた。
私は、死者の前に心静かに生者が集まる事で、
集まる人の心や振る舞いが問われ、問われる事で、心も関わりも、
静まり、整えられる。それが、生者のためのものであり、
そのプロセスは、生者のみならず、死者を心の中で生かす礼のありようであり、
残る者も新しい日々に踏み出せるのだと思っていたので、
これもむしろ土壇場での人のエゴを見せつけられた気がした。

リスペクトしていた人だったので、その周りの人にも、そんな心のありようを
信じていたのだが、やはり、人はそれぞれ違うことを思い知らされ、
その人の希有さを改めて知る事になった。
血のつながりに、いかばかりの意味があるのか。とも思った。

結局、遠くの丘から、その人が燃えていく煙を見つめてお別れをした。
どんより重かった空が、にわかに晴れ渡り、あたりの木の葉が風に乗って
渦を巻いて吹き上がった。
空には、人が手を広げているような、大きな鳥が翼を広げているような、
十字の形の大きな雲が、まさに斎場の真上に現れて、南の方へと遠ざかっていった。
プレハブの待ち合い室でうつむいて待つよりは、
この風や空の元で見送る方がむしろ、ふさわしい。
これで充分である。と感じた瞬間だった。

小林秀雄は、死者は、時を経る程、その存在の輪郭をくっきりとさせる。
と言ったが、きっとそうだろう。
そうなった時に、乱れた言葉と振る舞いは、どんな風に見えるようになるだろうか。

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